ヘアサイクルとAGA対策について
髪の毛が生えると2~5年かけてぐんぐん成長しますが、
その後は成長が止まり、やがて抜け落ちます。
そして抜けたところからまた新しい髪が生える。
これがヘアサイクルであり、
発毛と脱毛を繰り返しているんですね。
●成長期
髪の毛が成長する時期(2年から5年)
●退行期
髪の毛の成長が止まる時期。(2~3週間)
●休止期
髪の成長が終わり抜けるのを待っている状態
(長くても3か月以内にはシャンプー等で抜け落ちます)
男性型脱毛症のスイッチが入ると
髪の毛の成長期が極端に短くなります。
2年以上かけて1周するヘアサイクルが
半年未満になるので、髪の毛の成長も
半年どまりで軟毛のまま抜け落ちることになります。
しかも、新しい成長期が来るたびにさらに
成長期が短くなるので、徐々に産毛化して
次第には目では見えないくらいに髪は小さくなるのです。
このような髪がたくさん増えると
生え際が後退したり、
頭頂部が薄くなったり、
前頭部も頭頂部も薄くなったりするのは
イメージできるかと思うんですね。
さて、いわゆる典型的なハゲになることを
AGAと言いますが、このAGAを攻略するためには
5αリダクターゼ対策と成長因子の活性化に
かかっています。
5αリダクターゼ対策とは髪の毛の成長に
かかったブレーキを解除するケアです。
成長因子の活性化とは短くなった
成長期を長くする対策です。
この2つを同時に攻める育毛法が
自宅育毛の中では理にかなっているそうです。